2010年02月24日

「仕事=人生」以外の価値観は認めないw。に釣られてみた。

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別に会社は社員に、サビ残も飲みニケーションも死ぬほど頑張って働いてもらうことも、何一つ求めてはないと思います。
目的は単に結果でしょう。
利益さえ出していれば会社は何も言わない。

資本家(株主)と労働者の関係は本質的には、労働者が資本家(株主=会社)から資産(会社が持つ設備や情報、人脈、資金など)をレンタルして商売していると考えられます。
もちろんレンタル料が発生しますから、労働者は 自分の給料+会社の利益(レンタル料)を稼がなくてはなりません。

株主にとっては労働者がどれだけがんばっていようが関係ないのは当然でしょう。
頑張ってなくても株価を上げて、配当をたくさん出す人が株主にとっては大切なわけです。
会社に利益さえ残せば、別に長期休暇とって旅行行っても毎日昼から出社してもなんでもOKでしょう。


別の見方をすれば
会社=お金を払う人=買い手
労働者=お金をもらう人=売り手
なわけです。
ここでの商品は労働力です。
あなたが電気屋さんでテレビを買うとき、あなたは買い手です。
あなたはテレビの性能が良くて安ければ買うでしょう。
テレビを作っているメーカーがどれだけサビ残したかどれほど頑張って働いているかなんて何も関係ないわけです。
つまり買い手は売り手の努力なぞ興味がありません。
なのに労働市場では「こんなに頑張ってるんだ」とか「ブラック企業」とか買い手の不出来をアピールしている。
「ブラック」なら売らなければいいじゃないですか。あなたの労働力はあなただけのものなのですから。

もっと言うと日本では労働規制が強すぎて一度社員にするとなかなか首に出きない。
これを先程のテレビでいうと、テレビが不良品かもしれないのに、一度購入すると返品不可ってことです。
映らないかもしれないテレビで返品不可って普通で考えたらすごい悪徳商法ですよね。
でも、日本の労働市場はそうなんです。
あなたはそんなテレビを高いお金を出して買いますか?
もし気軽にレンタルできるサービス(派遣労働)があったらそっちを使いませんか?

ちなみにそのテレビ代金は数千万~数億円(一生に支払う賃金)するわけです。



話をもとに戻しますが、「仕事=人生」などどうでもいい。
誰もあなたが仕事に価値観を見出して懸命に働いていようが、バカンスしながら働こうが興味はない。
稼いだ額があなたの経済的価値なだけです。


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Posted by 中肉中背か? at 23:38│Comments(0)仕事
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